ワンダーフー

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花茶

胎菊王(タイジュワン)

花茶

胎菊王(タイジュワン)

  • 産地:中国浙江省杭州

  • 茶葉の量:3~5g

  • 湯の温度:90℃~95℃

  • 抽出時間:30秒~1分

  • 注釈:標準的な2~3人用の茶壷(150cc程度)をご使用の場合です。 上記はあくまでも目安です。茶葉の状態、茶器の種類などによっても変わりますので、ご参考まで。

「杭白菊」の蕾の状態を「胎菊」(タイジュ)と呼び、10月末に最初に摘まれるものが最も上質で「胎菊王」と呼ばれます。
日本でも刺身に菊の花を添えるように、菊には強い殺菌作用があることから、冬の乾燥期やインフルエンザ流行期などには、うがいや飲むことで予防となります。春には体の「湿」を取り、夏には渇きを癒し、秋には乾燥を防ぎ、冬には余計な熱を取る、というように通年効くとされています。
清々しい香りと急須の中の蕾が美しく、庶民に愛されているお茶の一つです。自然な甘味と、爽やかな香りが特徴です。

漢方薬の古典「神農本草経」では、上薬(じょうやく:副作用の無い、自然治癒力の補佐の働きをする薬)とされており、「不老不死の茶」、「延命長寿の茶」と言われるほどその効果は多種多様です。なかでも昔から「明目」(めいもく)と称され、特に眼精疲労をはじめとする目のトラブルに効くとされてきました。豊富に含まれるビタミンEとB1の作用で眼精疲労が原因の頭痛や肩こりなどもやさしく癒してくれます。さらに近年では、抗アレルギー成分が発見されて注目が集まっています。他に、解熱剤としての役目や、便秘解消、消毒、消炎、鎮静、美肌に効果があるといわれています。

お花のお茶にすすぎ(洗茶)は必要ありません。一煎目からおいしくお飲みいただけます。