旺徳福の由来
Origin
旺徳福の由来
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お店の名前は『旺徳福』と書いて”ワンダーフー”と読みます。
日本語の発音だと”オウトクフク”となりますが、当店は中国茶のお店ですので中国語の発音でよろしくお願いいたします。
店名『旺徳福』に使っている漢字はそれぞれに意味があります。
『旺』・・・盛んである、旺盛である、多い、満ち足りている
『徳』・・・道徳、品行、品性、心、恵み、恩恵
『福』・・・幸福、幸せ
この三つの漢字を組み合わせることで、「幸せや恵みに満ち足りている」と言う意味を込めて店名にしています。
ちなみに中国語表記のピンインで表すと”wang de fu”と表記します。
”wang”は語尾が下がるように”ワン”と発音し、”de”と”fu”は語尾を上げて発音します。
英語の”Wonderful”と発音が似てますよね。
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2007年5月、石川県白山市にて中国茶専門店として開業。
当初は茶葉と茶器のテイクアウト専門のお店として営業しておりましたが、多くのお客様からリクエストをいただき、2014年10月からは店内での喫茶業務を開始いたしました。
テイクアウト専門での営業時も、もちろん中国茶・台湾茶の無料試飲を行っておりましたが、お店の外から店内を見ると中国風の感じで、いかにも怪しげな雰囲気が漂っていたため、特に女性のお客様が入店することを躊躇うこともあったようで・・・。
でも、実際に入店されたお客様からは、「とても落ち着いていて、すごく雰囲気のあるお店」とのお声をいただいております。以来、当店の入口扉は「勇気の扉」と呼んでおりました。
喫茶営業開始後は、店舗の外からもテーブル席が見え、店舗の前には喫茶営業のボードも設置しましたので、「すごく入りやすいお店になったね」とのお声をいただけるようになりました。
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何故中国茶のお店を始めたのって聞かれれば・・・
多くの中国茶ショップのオーナーと似た答えになりますが、中国茶に出会い、そして奥深い中国茶にどっぷりとはまったせいだとしか答えようがありません。
2004年、縁あって中国大陸に渡ることになり、多くの中国の人達と交流するようになりました。中国の人からいただくお土産と言えば、やはり中国茶が一番です。中でも浙江省杭州を訪れた際にいただいた”西湖龍井”と言う有名な中国緑茶。しかも清明節前に新芽だけを摘んで作られた貴重な龍井茶で、その香りにあっと言う間に魅了されてしまいました。高名な弁護士事務所の奥様からのお土産でした。その後、弁護士の先生の夕食会で中国国際茶文化研究会の張さんと出会い、中国茶について多くのことを教えていただきました。
広大な中国大陸をあちこち訪ね歩きましたが、そこには地域ならではの銘茶があります。お茶の楽しみ方も様々で、中国茶への興味が尽きることはありません。
中国大陸へはすでに80回以上、お茶を生業にしてからは台湾へも通うようになり、大陸と台湾への渡航歴は100回を超えました。
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北陸・石川県には小松空港があり、上海へは週に4便、台湾へは週に5便が運航されています。お店から小松空港へは車で30分ほどの距離ですので、地元の空港を利用するのが一番便利なのですが、関西空港や名古屋のセントレアを利用する方が多いのが実情です。航空券代金が格安なLCCの誘惑に負けてしまいます。でも、小松空港発の格安フリーツアーも時々企画されていますので、その時はもちろん地元発着の東方航空やエバー航空を利用します。関空・セントレア・小松、どの空港からでも3時間程のフライトで上海・台湾へ渡航できます。茶葉や茶器の買い付けが目的ですが、美味しい中華のお店を探す楽しみもあります。中国や台湾の現地情報のご提供もしておりますので、ご旅行をご計画のお客様はお気軽にお問合せください。
※2018年1月18日からLCCでは北陸初のタイガーエア小松ー台北便が就航。毎週木曜・日曜の週2便が運航。北陸から台湾へのアクセスが便利でお安くなります。
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当店では中国茶・台湾茶の販売とともに中国文化の発信にも取り組んでおります。中国茶だけでもその背景にある歴史・文化はとても奥深く興味は尽きないのですが、漢詩や音楽も大変興味深いものがあります。
と言うことで、中国の民族楽器の”二胡”を習い始めました。二胡は哀愁あふれ幻想的な音色が特徴で、聞く人の心を魅了します。先生は”李彩霞”さんと言う方で、内蒙古出身のプロ演奏家です。現在は石川県金沢市を拠点にコンサートやレッスンをしておられます。昨年10月(2015年)には当店でも中国文化発信の一環として”李彩霞ミニライブ”を開催させていただきました。今後も継続開催する予定ですので、興味のある方はお問合せください。
※2016年11月から二胡奏者孟菲(Meng Fei)先生の教室”Niko Music Labo”で指導を受けております。