ワンダーフー

ワンダーフー

ご案内が遅れましたが、2023年春の新茶が勢揃いいたしました。

新型コロナも少し下火になり、世界中で経済活動が元気を取り戻しつつあります。台湾茶は5月に現地で買い付けしてまいりました。中国茶はいまだ現地買い付けが出来ず、と言いますのも中国へ渡ることが出来ない訳ではありませんが、ビザの取得に約2か月待ちで、中国へ行く時にはPCR検査の証明書が必要。まだまだハードルが高いです。中国茶は今回もWe Chatでの買い付けです。市場の老板(店主)も大切な得意先として認識してくれている様子で、品質などの厳しい要求にしっかりと応えてくれます。店頭ではすでに新茶をパッケージして販売開始しております。もちろんオンラインショップも新茶です。

相変わらずの円安基調が続いているために買い付け価格は高止まりですが、価格据え置きで販売しております。ただし、プーアール七子餅茶はお値段がアップしました。と言うより、これまでの販売価格が安すぎていたようです。それでもまだまだお安いと思います。

台湾茶ですが、今回は久しぶりに現地買付けに行くことができましたので、あちこち取引先を巡って来ました。台北市内のあちこちに新型コロナの影響が影を落としている中、これまでLINEで買い付けさせていただいていた取引先の茶葉の品質に僅かながら疑問符が付くようになり、新たな取引先をまわりながら茶葉ごとに品質を確かめる作業に時間がかかりました。お陰様で品質の良い茶葉に巡り合うことができました。茶葉の形状、香りだけでその茶葉の持つ力がはっきりと伝わって来ました。すべて最高グレードの茶葉を買い付けて来ましたのでどうぞご期待ください。

茶葉は自然環境の影響を受けながら育ちます。毎年出来具合が同じということはありません。例えば特定の茶農家さんと契約することで茶葉を買付けするような場合は、一定の品質を保つことはとても難しいと言えます。なので市場や力のある卸業者さんなど沢山の茶葉が集まるところで、品質による厳格な選別をしっかりするなかで自分が求める品質の茶葉を買い付けることが重要だと考えております。
これまでお世話になった取引先さんには大変申し訳ないのですが、すべてはお客様においしいお茶を愉しんでいただくためです。