大紅袍(ダァホンバオ)
dahongpao
大紅袍(ダァホンバオ)
世界遺産である武夷山で作られる岩茶の中の武夷四大銘茶の中で一番有名。別名「茶王」。樹齢400年近い母樹は四本(六本の説も)しかなく、三種類の品種からなり、挿し木で増やしたものが第二、第三世代として生産されています。
丁寧に製茶され、岩茶特有の発酵度合である三紅七緑に発酵した大紅袍は、華やかな乳香がし、「岩韻」という岩茶独自の香ばしさと口の中にながく残る味わいがあります。過酷な環境である岩肌に吸い付くように育つ岩茶はミネラルを多く含み、多様な薬効があるとされています。
「武夷岩茶」のなかでも最高峰の大紅袍は身体を温めるお茶としてよく飲まれています。発酵の過程でポリフェノールの成分が変化したウーロン茶ポリフェノールをはじめ、鉄分やミネラルも豊富に含まれてあり、血液中のコレステロールを低下させる効果があります。大紅袍を飲み続けるとコレステロールの数値に変化がみられることが臨床実験で実証されています。何よりお茶を楽しみながら飲み続けることが大切です。
おいしく香り高く淹れるために、まずはじめに茶葉をお湯でさっとすすいで(洗茶)からお楽しみください。
産地 : 中国福建省武夷山
茶葉の量 : 4~6g
湯の温度 : 100℃
抽出時間 : 40秒~1分
標準的な2~3人用の茶壷(150cc程度)をご使用の場合。 上記はあくまでも目安です。茶葉の状態、茶器の種類などによっても変わりますので、ご参考まで。